2009年07月16日

7月16日のイソップ童話 守り神

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月16日のイソップ童話

守り神

守り神

 ある人が、家に守り神をまつって、立派な供え物をしていました。
 毎日、たくさんのお金を使って、せっせと供え物を買って来るのでした。
 するとある晩、守り神が夢に出てきて、こう言いました。
「きみ、もうこんなにお金を使うのは、やめてくれ。そのうちに全財産を使い果たして貧乏(びんぼう)になれば、うらまれるのは、わたしだから」

 自分が勝手に始めた事なのに、それがうまくいかないと、自分ではなく人のせいにする人に聞かせるお話しです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 外国力士の日
きょうの誕生花 → はまひるがお
きょうの誕生日 → 1943年 桂三枝(落語家)


きょうの日本昔話 → おこぜと山の神
きょうの世界昔話 → お茶のポット
きょうの日本民話 → 大蛇に変身した奥さん
きょうのイソップ童話 → まもり神
きょうの江戸小話 → せんこうそば

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 06:42| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月15日

7月15日のイソップ童話 川にフンをしたラクダ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月15日のイソップ童話

川にフンをしたラクダ

川にフンをしたラクダ

 ラクダが、流れの早い川を渡っていました。
 渡りながらラクダは、フンをしました。
 フンはたちまち流れに運ばれて、ラクダの目の前をプカプカ浮いていきました。
「こりゃ、どうした事だ。おれの尻にあったものが、おれより先に行くとは」
と、ラクダは叫びました。

 このお話しは、くだらない人が、立派なかしこい人をさしおいて政治を行う国の事をたとえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → ファミコンの日
きょうの誕生花 → のうぜんかずら
きょうの誕生日 → 1966年 永瀬正敏(俳優)

きょうの新作昔話 → 幽霊をせおった若者
きょうの日本昔話 → そら豆の黒い筋
きょうの世界昔話 → おばあさんの家
きょうの日本民話 → かわり者「阿波のデコ忠」
きょうのイソップ童話 → 川にフンをしたラクダ
きょうの江戸小話 → むりなねがい

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 10:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月14日

7月14日のイソップ童話 小ガラスとイヌ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月14日のイソップ童話

小ガラスとイヌ

小ガラスとイヌ

 小ガラスがアテネの女神にごちそうをそなえる宴会を開いて、イヌを招待しました。
 イヌはごちそうを見て、
「どうしてきみは、こんなにお金を使って、お供え物をするの。お供えしたって無駄なのに。だって、アテネの女神はきみをひどく憎んでいるのだもの。きみの鳴き声が占いの役に立たないと言ったのは、アテネの女神なんだぜ」
 小ガラス、は言いました。
「だからこそ、ぼくはアテネの女神にごちそうするんだ。女神のご機嫌を取りたくてね」

 この小ガラスの様に、敵が怖いために、敵を喜ばせようとする人がたくさんいます。
 それも1つの手かもしれませんが、本当にそれでよいのでしょうか。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → フランス革命記念日
きょうの誕生花 → ブッドレア
きょうの誕生日 → 1944年 久米宏(キャスター)


きょうの日本昔話 → 雷さまのびょうき
きょうの世界昔話 → 魔法のつえ
きょうの日本民話 → 吉崎の嫁おどし
きょうのイソップ童話 → 小ガラスとイヌ
きょうの江戸小話 → へぼうらない

hukumusume.com サイト一覧

してください
posted by 福娘 at 05:35| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月13日

7月13日のイソップ童話 小ガラスとハト

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月13日のイソップ童話

小ガラスとハト

小ガラスとハト

 ハト小屋で、おいしいエサをたくさん食べているハトを見た小ガラスが、
「ぼくもあのごちそうを、食べたいな」
と、思って、黒い羽を白く塗ってハト小屋に入っていきました。
 小ガラスが黙っている間は、ハトたちは羽の色だけ見てハトだと思ったので仲間に入れてくれました。
 ところがある時、小ガラスはうっかりして、
「カァ」
と、鳴いてしまったのです。
「あれっ、変な声でなく奴だ」
 ハトたちは、この小ガラスを追い出してしまいました。
 小ガラスはハトたちのごちそうが食べられなくなったので、小ガラスの仲間の所へ帰ってきました。
 しかし小ガラスは、
「おや、変な白い鳥だ。追い返せ」
と、つつき出してしまいました。
 こうして小ガラスは欲ばった為に、ハトのエサも小ガラスのエサももらえない事になったのです。

 このお話しは、自分の持っている物だけでなく、他人の物まで手に入れようと欲張ると、最後には自分の物も失ってしまう事があると、教えています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → オカルト記念日
きょうの誕生花 → へびいちご
きょうの誕生日 → 1977年 鈴木紗理奈(タレント)

きょうの新作昔話 → 幽霊の黒髪
きょうの日本昔話 → 耳なし芳一
きょうの世界昔話 → 眠れる森の美女
きょうの日本民話 → なべのふた
きょうのイソップ童話 → 小ガラスとハト
きょうの江戸小話 → かみのふんどし

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 06:40| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月12日

7月12日のイソップ童話 カラスとヘビ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月12日のイソップ童話

カラスとヘビ

カラスとヘビ

 エサがなくてこまっていたカラスが、日なたにねむっているヘビを見つけました。
 しめたとばかり、カラスはヘビに飛びついてさらっていきました。
 ところがヘビはカラスにまきついて、カラスにガブリとかみました。
 死にぎわに、カラスはいいました。
「まったく運の悪いことだ。自分を殺すようなごちそうを見つけたとは」

 欲しいものが見つかったとき、人間はあせってそれに手を出しますが、それが本当に必要なのか、本当にそれでよいのか、よく考えてから行動しましょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 豆腐の日
きょうの誕生花 → ぜにあおい
きょうの誕生日 → 1939年 中村玉緒(俳優)


きょうの日本昔話 → カッパの雨ごい
きょうの世界昔話 → 銀の鼻
きょうの日本民話 → オニギリ地蔵
きょうのイソップ童話 → カラスとヘビ
きょうの江戸小話 → オオカミのぬかよろこび

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 06:39| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月11日

7月11日のイソップ童話 ウサギとイヌ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月11日のイソップ童話

ウサギとイヌ

ウサギとイヌ

 年寄りのウサギを、狩りになれたイヌが、小さい木のしげみからかりだして追いかけました。
 しかし、かけてもかけても、ウサギには追いつきませんでした。
 それを、ヤギがバカにしていいました。
「あんなに年をとったやつのほうが、おまえより早かったね」
 すると、イヌはいいました。
「遊び半分で追いかけるのと、命があぶなくなって走るのとでは、走りかたがちがうからね」

 人間でも同じ事です。
 実力のないものでも本気でがんばれば、実力のあるものに勝つことができるのです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 世界人口デー
きょうの誕生花 → フクシア
きょうの誕生日 → 1975年 葉月里緒菜(俳優)


きょうの日本昔話 → カッパのきず薬
きょうの世界昔話 → おくびょうウサギ
きょうの日本民話 → カッパと寿円禅寺(じゅえんぜんじ)
きょうのイソップ童話 → ウサギとイヌ
きょうの江戸小話 → くさい商法

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 09:57| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月10日

7月10日のイソップ童話 サヨナドリとタカ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月10日のイソップ童話

サヨナドリとタカ

サヨナドリとタカ

 高いかしの木にサヨナドリがとまって、いつものように歌を歌っていました。
 一羽のタカが、それを見つけました。
 タカはちょうど食べ物がなくておなかを空かせていたので、サヨナドリにおそいかかり、押さえつけました。
 このままでは殺されてしまうと思ったサヨナドリは、タカにいいました。
「タカさん、放して下さい。わたしのようにちっぽけな鳥を一羽食べたって、あなたのおなかがいっぱいになるはずはないでしょう。食べるのならわたしよりももっと大きな鳥をつかまえて下さい」
 タカは答えました。
「なにをいうか。こうやってちゃんとつかまえたえものをみすみす放り出して、まだ見つかりもしないえものをさがしにいくほど、おれはバカじゃないぞ」

 人間でも同じ事です。
 大きなもうけをしようとよくばって、いま持っているものをすぐに放り出すのは、おろかものがすることです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 納豆の日
きょうの誕生花 → グロキシニア
きょうの誕生日 → 1985年 ヒトミ(歌手)

きょうの新作昔話 → お化け見物
きょうの日本昔話 → タヌキと彦一
きょうの世界昔話 → かしこい大臣
きょうの日本民話 → 鬼が笑う
きょうのイソップ童話 → サヨナドリとタカ
きょうの江戸小話 → 川のふかさ

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 06:17| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月09日

7月9日のイソップ童話 金づかいのあらい若者とツバメ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月9日のイソップ童話

金づかいの荒い若者とツバメ

金づかいの荒い若者とツバメ

 金づかいのあらい若者が、お金をつかいはたし、持っていたものを売りつくして、とうとう、外套(がいとう→オーバーコートのこと)一枚しかなくなってしまいました。
 そのとき、一羽のツバメを見かけました。
 それは、ほかのツバメよりもとくべつに早くわたってきたツバメでした。
 でも、若者はツバメを見たとたん、
「ああ、春だ。もう、外套はいらないな」
と、さっそく外套を売りにいきました。
 ところがその後、天気が悪くなり、寒さが戻ってきました。
 若者がブルブルふるえながら歩いていると、あのツバメがこごえ死んでいました。
 若者はいいました。
「やれやれ、しょうがないやつだ。おまえとおれと両方がこんなみじめな事になったのも、おまえのせいだぞ」

 このお話しは、どんなことでも時期をまちがえると、とんでもないことになると、おしえています。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → くじらの日
きょうの誕生花 → つきぬきにんどう
きょうの誕生日 → 1960年 久本雅美(タレント)


きょうの日本昔話 → 焼印を押されたカッパ
きょうの世界昔話 → 勇敢なオンドリ
きょうの日本民話 → 彦一とサクラの花
きょうのイソップ童話 → 金づかいのあらい若者とツバメ
きょうの江戸小話 → まり

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 06:04| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月08日

7月8日のイソップ童話 ニワトリとシャコ

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月8日のイソップ童話

ニワトリとシャコ

ニワトリとシャコ

 ニワトリをかっている男が、おとなしいシャコを売っているのを見て、ニワトリといっしょにかおうと思って、かってかえりました。
 ところがニワトリたちは、みんなでシャコをいじめて追い回します。
 シャコは、
「ぼくだけが毛色のちがうよそ者だから、こんなにみんなにきらわれるのだ」
と、思い、悲しくてたまりませんでした。
 しかし、その後まもなく、シャコはニワトリたちがなかまどうしでケンカをして、血だらけになるまでやめないのを見たのです。
 そこで、シャコは考えなおしました。
「もう、ぼくはニワトリにいじめられても悲しくないぞ。だって、連中はなかまどうしでも、こんなにひどいことをするのだから」

 らんぼうものにいじめられても、あまり気にしない方がよいでしょう。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 屋根の日
きょうの誕生花 → グァバ
きょうの誕生日 → 1942年 三枝成彰(作曲家)

きょうの新作昔話 → ともかづき
きょうの日本昔話 → 子育てゆうれい
きょうの世界昔話 → 白バラちゃんと赤バラちゃん
きょうの日本民話 → ネコの踊り場
きょうのイソップ童話 → ニワトリとシャコ
きょうの江戸小話 → 風呂

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 07:48| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年07月07日

7月7日のイソップ童話 白鳥と主人

福娘童話集 > きょうのイソップ童話 > 7月のイソップ童話

7月7日のイソップ童話

白鳥と主人

白鳥と主人

♪音声配信

 白鳥は、死にぎわに美しい声でなくといわれています。
 ある人が、白鳥が売りに出ているのをたまたま見つけました。
 美しい声でなく鳥だと聞いていたので、この人はその白鳥をかってかえりました。
 ある日、この人はおおぜいのお客を呼んで、宴会を開きました。
 それで白鳥を連れてきて、宴会のよきょうに歌を歌ってくれとたのみました。
 しかし白鳥は、ひと声もなきませんでした。
 おこった主人は、その日から白鳥にエサをあたえませんでした。
 その後しばらくして、白鳥はもうじき死ぬことがわかったので、悲しみながら美しい声でなきました。
 それを聞いた主人は、
「なんだ、おまえは死にかけたときしかなかないのか。そうとわかっていたら、あのとき歌ってくれとたのむかわりに、おまえを殺せば良かった。まあいい、目当ての鳴き声は聞けたのだから、おまえは用なしだ。どこへでもいくがいい」
と、いって、白鳥を逃がしてやりました。

 他人にむりやりめいれいしても、なかなかいうことを聞いてくれないものです。

おしまい

きょうの豆知識と昔話

きょうの記念日 → 七夕
きょうの誕生花 → アベリア
きょうの誕生日 → 1953年 研ナオコ(歌手)


きょうの日本昔話 → イヌ飼い七夕
きょうの世界昔話 → 七夕物語
きょうの日本民話 → 七夕さんのはじまり
きょうのイソップ童話 → 白鳥と主人
きょうの江戸小話 → 風鳥

hukumusume.com サイト一覧

posted by 福娘 at 10:23| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする